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人生・生き方
20年近くやってきて、見え方が変わったこと
教師として現場に立って、20年近くになる。 振り返ってみると、同じ仕事をしてきたはずなのに、 いまの自分が見ている景色は、若い頃とはまるで違う。 若い頃の僕は、 とにかく一人で何とかしようとしていた。 目の前の子どもに必死で向き合い、失敗しては... -
人生・生き方
それでも、現場に立っている今の僕から
気がつけば、教師として現場に立って20年近くになる。 それでも、いまも毎日、迷っている。 判断に自信が持てない日もあるし、体力の衰えをはっきり感じる朝もある。 それでも僕は、今日も現場に立っている。 正直に言えば、「経験を積めば迷わなくなる」... -
人生・生き方
「何回やっても受かんないよ」と言われた夜
あの夜のことを、20年経った今でも思い出す。 教員採用試験に落ちた。 その事実を、実の妹に伝えたとき、妹はごく普通のトーンでこう言った。 「兄ちゃんは、何回やっても、受かんないよ。」 たった一言。 でも、「何回やっても」の部分が、ずしんと落ちた... -
人生・生き方
何度落ちても、まだ諦めきれなかった
何度も落ちた。 正直に言えば、戦略もなかったし、要領もよくなかった。 それでも、なぜか諦めきれなかった。 最初に教員採用試験を受けたのは、大学4年生のときだった。 今振り返ると、あの頃の僕は、 社会性のなさをそのまま体現したような学生だったと... -
人生・生き方
第16話 守るものができたとき、人は変わる
40代前半で、 僕は息子を授かった。 結婚してから、 ずいぶん長い時間が過ぎていた。 だから、その喜びは、 自分でも驚くほど大きかった。 生まれたばかりの息子を見て、 家に帰ってから、 気づいたら涙があふれていた。 嬉しかったのだと思う。 それだけ... -
人生・生き方
第15話 仕事が楽しくなったのは、いつからか
仕事は、ずっと嫌いじゃなかった。 むしろ、楽しいと思ってやってきた。 大学を卒業してから働いた、 障がいのある人たちの更生施設での生活支援や作業支援。 教員になってからの18年間。 授業づくりも、生徒指導も、決して苦痛ではなかった。 今も、仕事... -
人生・生き方
第14話 怒鳴ってしまった過去がある人へ
人は、反省すれば変われる。 そんなふうに、簡単にはできていない。 僕には、怒鳴ってしまった過去がある。 そして正直に言えば、 今も、生徒指導の場面で、 大きな声で叱責することが、まったくないわけではない。 だからこの話は、 「昔は未熟だったけれ... -
人生・生き方
第13話|努力は報われない? それでも続けた人にだけ見える景色
「努力は報われる」この言葉を聞くたび、 正直、少しだけ身構えてしまう。 少なくとも、僕のやってきた努力は、 その場ですぐに報われたものばかりではなかった。 意味があったのかどうか、 当時はまったく分からなかった。 分からないまま、 ただ前に進ん... -
人生・生き方
第12話|『向いてない』と思っていた自分が、実は向いていたこと」
若いころの僕は、 自分のことを「人との関わりが下手な、間の抜けたやつ」だと思っていた。 大きな対人トラブルがいくつかあって、 その記憶が、ずっと胸の奥に残っていた。 だから、 「自分は対人関係に向いていない」 そう、半ば決めつけるようにして生... -
人生・生き方
第11話|役割を与えられて、ようやく呼吸ができた
実家のある地に戻ってきたのは、 子どもが生まれたことが大きかった。 妻の強い希望もあった。 僕自身も、両親のことが心配だった。 正直に言えば、海のそばの町を離れることには、未練があった。 でも、家族の意向を無視することはできなかった。 引っ越...
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